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福島建設工業新聞社
2015/11/17

【福島】県営復興公住/8日から参加表明受付

 県は17日、買取型で整備する木造復興公営住宅「いわき市小川町高萩地区」の事業者募集手続きを公告した。27日午後2時から、いわき合同庁舎南分庁舎で事業者説明会を開く。事前申込制で、希望者は県建築住宅課(復興住宅担当)HPから所定の申込書を入手・提出。
 いわき市小川町上代・小路尻地区と称していたもので、国道248号沿いの敷地2・47fは28年8月工期で現在、造成中。敷地東側から西側に向かい1住区(戸建て7、2戸1棟×11棟)、2住区(戸建て17、2戸1棟×5棟)、3住(戸建て4、2戸1棟×10棟)に分けて事業者を募集するが、住民意向調査の結果により最低64戸まで減少することもある。
 参加表明提出12月8〜16日、提案書提出28年1月4〜18日、同2月に事業者を選定し協定を結ぶ。6月下旬設計確認、7月中旬に売買契約を交わし8月上旬に着工、引渡しは12月下旬が最終期限。
 求める提案は供給体制・供給可能戸数、住まい・まちづくりの考え方、建設工期、売買価格。
 提案項目のうち、平面・立面図については、モデル敷地にC(2LDK)、D(3LDK)各タイプ1棟を提案する。建設工期は第1住区29戸の供給例として年末年始の休工を含み考察する。
 応募形態は単独、グループとも可能。単独とグループ代表者、施工担当者は県内本店で木造施工実績(延べ100平方b以上)で年間10棟以上、建築工事許可が必要。
 評価は2段階で評価項目は供給体制、住まいまちづくりへの提案が各30点、工期20点、売買価格15点、その他5点の計100点。
 建設費(戸当たり)は3LDK(B、Dタイプ)が2119万5000円、2LDK(A、Cタイプ)が1814万8000円。第1住区7億7097万2000円、第2住区7億1980万円、第3住区6億3890万円が交付措置されており上限となる。