建通新聞社(東京)
2015/11/16
【東京】都 16年度予算要求は一般会計6兆9785億円
東京都財務局は、2016年度予算編成に当たり各局が要求する予算の状況をまとめた。一般会計の要求総額は15年度予算を0・4%上回る6兆9785億円となる一方、特別会計は5・7%減の4兆4379億円、公営企業会計は2・2%減の2兆1650億円で、総額は2・1%減の13兆5815億円となっている。部局別に見ると建設局が9・9%増の6041億1600万円の確保を求めているのに対し、都市整備局は8・3%減の1448億1700万円の計上にとどまっている。今後、査定などを経て16年1月下旬に予算原案として発表する予定。都議会の復活要望を加えた予算案を、2月に開会する第1回都議会定例会に上程する。
主な局別の一般会計要求額は▽建設局6041億1600万円(前年度予算比9・9%増)▽都市整備局1448億1700万円(8・3%減)▽港湾局1154億8700万円(2・7%増)▽オリンピック・パラリンピック準備局643億3700万円(0・1%増)▽環境局443億2700万円(13・0%増)▽福祉保健局1兆0867億1400万円(3・1%増)▽教育庁8072億5200万円(5・7%増)―など。
また、特別会計と公営企業会計の要求状況は▽都営住宅等事業1783億6100万円(1・2%増)▽中央卸売市場2026億3300万円(25・0%減)▽水道事業4788億2200万円(5・1%増)▽下水道事業7624億9800万円(1・8%増)▽交通事業796億9900万円(11・2%増)▽都市再開発事業1445億0100万円(0・6%減)▽臨海地域開発事業628億7600万円(10・5%減)―となっている。