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　デンカ青海工場（糸魚川市大字青海２２０９）は、敷地内において複数の既存施設を統合した総合事務所棟の建設を計画している。分散した機能を集約し、業務の効率化を図るのが狙い。
　青海工場は敷地面積３８５万平方メートル。クロロプレンゴムなどの有機系素材、カーバイドや石灰窒素などの無機系素材を生産する同社の主力工場。新棟は広大な敷地に分散した機能を集約する中枢施設となる見込み。規模やスケジュールなどの詳細は検討中としている。
　同社は、創業１００周年を受けた経営計画「ＤＥＮＫＡ１００」を推進中。全社を挙げて生産体制の最適化に取り組んでおり、１５年４−９月期の連結純利益が過去最高益を更新するなど、成果を上げている。