越前市は13日、「北陸新幹線南越駅周辺整備基本計画」について、同計画策定委員会(委員長・川上洋司福井大学大学院教授)から報告を受けた。道の駅としての施設の整備手法は、公設民営やPFI方式を検討するとしている。
同計画によると、道の駅としての施設が備える機能の活用イメージと規模は(1)ゲートウェイ施設が300平方メートル程度(2)伝統産業交流施設が300平方メートル程度(3)伝統産業製品等の物販施設が300平方メートル程度(4)地域の特産物などの物販施設が500平方メートル程度(5)飲食施設が400平方メートル程度(6)地域イベント等を開催できる多目的広場が3000平方メートル―となっている。
その他の駅周辺整備の手法としては、国道8号や県道武生インター線へのアクセス道路、駅前広場(4800平方メートル程度)、修景施設(7000平方メートル程度)については、公共による整備・運営が基本となる。
パーク&ライド駐車場(600台・1万8000平方メートル)は、公共による整備および管理・運営を基本しているが、料金設定等条件によっては、公設民営方式も検討するとしている。
市では、16年度から駅周辺整備に向けた、測量や基本設計に着手していく方針だ。