社会福祉法人萌和会(加賀市深田町ロ2番地1、鈴木一理事長)が計画するサービス付き高齢者向け住宅(サ高住)「ゆいふる山中(仮)新築」は、KOA建築計画事務所で設計が進められている。
来春の統合新病院「加賀市医療センター」(作見町地内)開院に伴い、「山中温泉医療センター」(山中温泉上野町地内)が閉鎖される。このため、療養病床の入院患者などへの対応策としてサ高住を新たに整備することにした。
計画によると、同センター内の敷地約1200平方メートルにおいて、W造2階建て延べ約1700平方メートル規模で建設する。内部には居室30戸のほか、トレーニングセンターや地域交流サロンなどを備える予定。16年4月1日の開設を目指す。
同センターの方向性について、市は多世代間の交流を求めている。これを踏まえ、萌和会はサ高住と地域カフェを一体的に運営したい考えだ。