大分土木事務所が進めている都市計画道路庄の原佐野線元町・下郡工区工事で、弁天大橋の架橋以来、約50年ぶりに大分川に新しい橋が架かる。橋脚などはでき、10月下旬から上部工の架設工事に入っており、12月に桁の架設が始まる。
新しい橋は、(仮称)新大分川架橋で、橋長349・9b、幅員は30・5bから36・5b。上部構造の形式は、鋼6径連続非合成鈑桁橋、完成は29年3月を予定している。
元町・下郡工区は、県立芸術文化短期大学北交差点から下郡工業団地交差点までの1・2`。当初、橋梁を含めた事業区間全線の完成は28年度内とされていた。しかし、現在、文化財調査が行われている、大友氏関連遺跡旧万寿寺跡の調査結果によっては、工法の再検討が必要になるため、同事務所では、28年3月までに関係機関と協議し、供用開始時期を明らかにするとみられる。
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大分建設新聞社