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　神奈川県は11月12日に、自主的な市町村の消防広域化を着実に推進するため、国、県の支援を集中的に行う「消防広域化重点地域」に、横須賀市と三浦市を指定した。
　両市村に対して県は、�@広域化に伴い必要となる施設や設備の整備に関する支援�A関係市町村間の必要な調整や情報提供などの人的支援−を行う。
　「市町村の消防の広域化に関する基本指針」に基づく枠組みで、国や都道府県における措置を他の市町村よりも先行して集中的に実施することにより、自主的な市町村の広域化を着実に推進する。
　広域化に伴い、三浦市は県立三崎高校跡地に新しい消防本部・消防庁舎を建設し、引橋分署を統合する。横須賀市では広域化に伴う施設の拡充などは予定していないが、救急隊の移転などにより南消防署久里浜出張所を２０１７年度中に改築完了する計画だ。
　提供：建通新聞社