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　東北地方整備局福島河川国道事務所は、東北中央自動車道福島〜米沢の栗子トンネル換気坑に設置する換気塔新築工事を発注する。年明けにも入札を公告し、年度内に開札する予定。概算工事規模は３億〜６億円を見込んでいる。
　栗子トンネル（８９７２�b）は換気システムに横流換気方式を採用しており、本坑に設置されたファンに加え、中間点付近から福島側に斜め方向に掘削した換気坑（２６０９�b）を用いて、国道13号・東栗子トンネル福島側坑口付近の換気坑出口に設けた換気塔のファンで給排気する。
　換気塔は、塔状の換気ダクトやファン、換気に伴う電気・管理設備等を備えた施設で、規模はＲＣ造２階建て延べ６４７・81平方�b。換気坑の完成見通しが立ったため、新築工事の発注手続きに入る。福島市飯坂町中野地内。
　新築工事では換気塔のほか、別棟の消火ポンプ室（ＲＣ造２階建て延べ１９２・49平方�b）を整備する。工期約12カ月。発注工種は建築工事で、ファンの製作・据付等は第４四半期に発注予定の東北中央自動車道トンネル換気設備工事（ＷＴＯ対象）に含む。