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建通新聞社(神奈川)
2015/11/12

【神奈川】鎌倉市 本庁舎の機能更新に向けた基礎調査に着手 安井建築設計事務所で 16年度中に整備方針決定

 鎌倉市は、建設後45年以上が経過する本庁舎の機能更新に向け、整備の方向性を探る基礎調査業務に着手した。業務は安井建築設計事務所(大阪市中央区)に委託し、2016年3月15日までの履行期間でまとめる。市では、調査結果を基に、16年度中に整備方針を決定する意向だ。
 市は、3月に策定した公共施設再編計画に基づき、将来的に実施する本庁舎と敷地内に既存する分庁舎などの機能更新を検討する。基礎調査では、既存施設の劣化状況や課題をまとめるほか、現在地での建て替え、現施設の長寿命化、移転改築の各場合の検討などを行う。再編計画によると、16年度までに将来の整備方針を決定し、17〜25年度で本庁舎などの整備を検討・実施する。
 本庁舎は1969年3月の完成で、建屋規模は鉄筋コンクリート造地下1階地上4階塔屋2階建て延べ約1万2000平方b。Is値は0・6。分庁舎、倉庫など敷地内建築物の総延べ床面積は約2300平方b(軽量鉄骨造など、最大で2階建て)。所在地は御成町18ノ10。敷地面積は約1万4300平方b。
 提供:建通新聞社