中津川市は、リニア中央新幹線の開業に伴い、市の観光と地域活性化を目的として道の駅「リニアの見える丘公園」(仮称)の整備を計画している。建設地や整備年度などの事業概要は未定だが、候補地などを整備促進協議会が検討している。
整備促進協議会は、中津川商工会議所や市、観光協会の代表者で構成し、10月までに会議が2回開かれ、建設候補地を4カ所に絞り込んだ。今後は同協議会のメンバーから青年会議所や女性代表などの若年層による幹事会を設立し、年内に2〜3回の会議を行い構想案や建設地の選定についての原案をまとめる。
現在の候補地は、第2木曽川橋梁が見える「苗木城周辺」、工場と車両基地を建設段階から見ることができる「車両基地周辺」、駅前広場と一体的に整備することで、駅周辺の活性化が見込める「リニア岐阜県駅周辺」、第1木曽川橋梁が見える「山口地区」の4カ所。
苗木城以外の候補地はいずれも造成が必要な土地。早期に候補地を1カ所に絞り込み、地権者と用地交渉を行う方針だ。
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建通新聞社