久世荒内・寺田塚本地区土地区画整理事業で企業誘致を進める城陽市は10日、新たな進出企業を公表した。
公表の対象は、売却地5区画。京都エレベータ梶A潟~ル総本社、褐泣Rーポレーション、中島工業梶A鰍ィうすの里の5社と9日に協定書を締結し進出が決定した。他の売却地2区画は交渉中で、残る賃貸借地4区画については、地権者との合意が必要となるため、説明会を経て12月上旬頃に公表の予定。
同事業は、新名神高速道路の開通及び城陽JCT・ICの設置を見据えて同市久世荒内・寺田塚本の国道24号沿いの約19・80fを開発するもの。JCT・IC隣接地という好立地を生かし、都市型工業や流通センターなどの新しい生産拠点として整備を目指している。
昨年末には、日本郵便鰍ニ日本郵便輸送鰍フ2社の進出が決定。日本郵便鰍ェ約4・1f、日本郵便輸送鰍ェ約0・5fを取得し新郵政ネットワーク再編の拠点となる郵便・物流センターの建設が予定されている。29年冬頃の完成を予定。地域活性化や雇用創出のメリットが期待される。
区画整理の今後のスケジュールは、現在造成工事を実施中で、29年度に事業完了(換地処分)を予定している。早ければ28年度中頃より建築工事着手が可能となる。
今回進出が決まった5社の企業概要は次の通り(@名称A資本金B進出面積C事業内容又は用途)。
▽@京都エレベータ括A1000万円B1720uCエレベーターの新機種開発、エレベーターの検査、組立業務等
▽@潟~ル総本社A3000万円B2505uC消費者庁許可特定保健用食品等の製造・梱包出荷業務
▽@褐泣RーポレーションA100万円B8016u(うち保留地面積3565u)Cロジスティック事業(倉庫業)
▽@中島工業括A1000万円B982uC従業員駐車場
▽@鰍ィうすの里A1000万円B2088uC梅加工食品等の製造・販売、梅加工食品等の保管(倉庫)