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建通新聞社(中部)
2015/11/11

【岐阜】ひまわりの丘再整備事業・第1期 2016年度にも工事着手

 社会福祉法人岐阜県福祉事業団(岐阜市下奈良2ノ2ノ1)は、老朽化した施設を建て替える「ひまわりの丘再整備事業」の第1期建設工事の実施設計を、全体基本設計を担当した内藤建築事務所(名古屋市中区)・司設計(岐阜市)JVと随意契約して進めている。順調なら2016年度に第1期建設工事(ひまわりの丘いこい)へ着工するとともに、第2期建設工事(事務・センター)の実施設計に着手する。
ひまわりの丘再整備事業イメージ図 ひまわりの丘(関市桐ケ丘3)は、岐阜県立の障害児・者支援施設の「第一学園〜第四学園」と「地域生活支援センター」の4施設1機関で構成。同事業団が指定管理者として管理・運営している。
 再整備基本構想によると、「第四学園」「地域生活支援センター」「世帯寮」「独身寮」「訓練棟」を県施行で解体し、「ひまわりの丘なごみ・いこい(高齢者等対応型)」の2エリアと、「同いきいき・すまいる(自立支援型一部特別支援対応型)」の2エリア、「事務・センター」の1エリアの合わせて5エリア(1施設)を、21年度末までに4期に分けて同事業団の施行で建設する。
 整備スケジュールは、16年度に第1期建設工事の「いこい」の建設に着手するとともに、第2期建設工事の「事務・センター」の実施設計を進める。17年度は「事務・センター」に着工する。18年度には第3期建設工事の「なごみ」の実施設計に着手するほか、地域生活支援センター、世帯寮、独身寮を解体する。19年度に「なごみ」の建設工事に着手する。20年度には第四学園を解体するとともに、第4期建設工事の「いきいき・すまいる」の2エリアの実施設計を進める。事業最終年度の21年度に「いきいき・すまいる」に着工し、同年度末までに完成させて事業を終える計画。
 各エリアの想定規模や施設内容は次の通り。(基本構想時点)
 ▽いこい―鉄骨造平屋2775平方b。居室52室、食堂4室、特殊浴室1室、一般浴室1室、訓練・作業室など
 ▽なごみ―鉄骨造平屋2601平方b。居室52室、食堂4室、特殊浴室1室、一般浴室1室、訓練・作業室など
 ▽事務・センター―鉄骨造2階建て延べ2489平方b。事務室、多目的室、会議・研修室、宿直室など
 ▽すまいる・いきいき―鉄骨造2階建て延べ5936平方b。1階がすまいるで延べ床面積3163平方b。居室58室、食堂5室、一般浴室3室、訓練・作業室など。2階がいきいきで延べ床面積2773平方b。居室52室、食堂4室、一般浴室3室、訓練・作業室など

提供:建通新聞社