トモシアホールディングス(トモシアHD、本部/東京都港区新橋2―12―17・新橋INビル5階 竹内成雄代表取締役社長)が金沢市いなほ工業団地内で計画している「カナカン外食金沢センター(仮称)」新築工事は、施工者の選定などに向け、諸準備を進めている模様だ。
建設予定地は、いなほ1丁目9番、10番で、敷地面積9401・64平方メートル。施設規模や概算事業費などは現時点で未公表だが、カナカンの既存営業所を移転、集約する形で、新たに5温度対応の業務用食材の物流センターを建設する。また、立地場所は金沢外環状道路(海側幹線)に面し、北陸自動車道白山インターチェンジにも近接するなど交通の利便性に優れており、物流網の充実によって得意先への利便性を高めていく。
トモシアHDは食料品・酒類卸売業のカナカン(金沢市袋町3番8号)など3社の持株会社。これまでに同工業団地の分譲用地を市から取得していた。
なお、カナカンが新潟市西区(亀貝土地区画整理事業地)で建設中の「新潟低温センター」(S造2階建て延べ7469・96平方メートル)は清水建設で進められ、来春の完成が見込まれる。設計はTO設計(大阪市中央区博労町)が担当。