岡山県備中県民局工務第二課は、倉敷笠岡線バイパスの整備を進めており、2工区内に建設する(仮称)船穂トンネルの設計を2015年度内でまとめ、早ければ17年度に工事発注する予定。
倉敷市船穂町船穂地内に整備する同トンネルは、延長144b、幅員6・5(11・75)b。上下線に整備するトンネルのうち下り線を先行して整備し暫定で2車線の対面通行となる。設計条件は、第3種第2級道路で制限速度は時速60`b。1日当たりの交通量は1万0100台を見込んでいる。工法などについては設計で固める。
また、工事用道路は16年度以降に着手する見通し。
同事業2工区は、倉敷市船穂町船穂の大曲船穂線〜玉島長尾の玉島IC付近までの延長1970b、幅員13(24)b。
高梁川の船穂橋付近から県道大曲船穂線までの1工区延長約900bは供用済み。
(提供:建通新聞社)