医療・福祉施設向けカーテンリース業のキングラン梶i本社・東京都、松原達也社長)は、宇佐市赤尾で、水稲とイチゴの栽培を始める。9日、松原社長らが県庁を訪ね、広瀬勝貞知事と是永修治市長に進出表明し、協定を締結した。
同市出身の松原社長は、地域の雇用と活性化のために貢献したいとの思いから、農業に参入することにし、26年10月20日、同市赤尾に農業生産法人キングラン南国農園大分梶i榎英行社長)を設立した。当面1・4fの農地で水稲とイチゴの栽培を始める。従業員は正規1人、パート2人。28年度の販売金額1300万円を見込む。32年度に農地を3fに広げ、水稲1f、イチゴ2f(ハウス)の栽培が目標。従業員は正規8人、パート7人に増やし、1億円の販売を目指す。
同社は、昭和47年7月設立、資本金3億500万円。業務内容は、医療・福祉施設向けカーテンリースなどで、売上高(26年度グループ連結)は197億円。
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大分建設新聞社