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日本工業経済新聞社(群馬)
2015/11/10

【群馬】現代の名工に萩原氏、中澤氏など4氏


2015年度の「卓越した技能者(現代の名工)表彰」受賞者が決定した。本県からは萩原侯員氏(萩原工務店)、中澤眞澄氏(中澤左官)など4氏が栄誉に輝いた。
萩原氏は宮大工。日本古来の規矩術に精通し、建築大工として卓越した知識と技能を生かすとともに、若年層への伝統建築技術の継承を志し、技能集団のリーダーとして活躍している。長年の研究を通して、規矩術と現代の計算、CAD技術などを融合させ、新たな工法を確立。施工期間を3割ほど短縮することにも成功している。また、ものづくりマイスターとして県内の若年者に技術指導を行うなど、業界内の後継者の育成にも積極的に貢献している。
中澤氏はセメントモルタル装飾技法で卓越した技能を有し、芸術性に優れた作品を多数生み出している。高度な美観と仕上げ技術で他の追随を許さず、文化財の修復においてオリジナル意匠そのままに復元し、高い評価を受けている。また、地域自治体や保育園、幼稚園などへ作品を寄贈し、地域づくりやまちづくりにも貢献している。
このほか、松井正志氏(キヤノン電子赤城事業所)、高橋明氏(上越クリスタル硝子)が受賞した。
現代の名工は、技能が卓越し、国内で第一人者を目される現役の技能者を厚生労働大臣が表彰する。広く社会一般に技能尊重の気風を浸透させ、技能者の地位や技能水準向上を図ることを目的としている。1967年度から実施され、これまでに本県では109人が表彰されている。