越前市は9日、粟田部町11―35他地係「今立総合支所建設基本設計・実施設計業務」を、公募型プロポーザルで再公告した。参加表明書等の提出期限は24日まで。
入札に参加できるのは越前市内に主たる営業所を有する者(越前市指名競争入札参加資格の建築士事務所)と、越前市外に主たる営業所を有する者(建築士事務所として国に登録)の2社による設計共同体。構成員は建築士事務所または、中小企業等協同組合法に基づく協同組合とする。
代表者の資格は、99年4月1日以降に契約履行の完了した、RC造またはS造、SRC造延べ1000平方メートル以上の庁舎、公民館等の基本設計および実施設計を元請けとして受注した実績など。
また、設計共同体は外構計画、緑化計画等を担当する技術士の建設部門または総合技術管理部門の有資格者を配置できること。ただし、構成員にいない場合は、有資格者を有する協力業者(建設コンサルタント・都市計画および地方計画部門の国への登録がされているもの)に協力を要請することができる。
業務内容は今立総合支所建設に係る基本・実施設計一式。履行期間は16年12月25日まで。契約上限額は税込みで4700万円。
「建設基本構想・基本計画報告書案」によると、建設規模は約1500平方メートル、建設工事の概算事業費が約7億5000万円。
今後のスケジュールは、1次審査を経て技術提案書の提出は、12月14日まで。同月下旬に2次審査を行い、16年1月中旬に結果を公表する予定。