富山県建設業協会の土地改良委員会と林務委員会の正副委員長は9日、県庁を訪問し、それぞれ農林水産部に対する要望活動を行った。
協会側からは、土地改良委員会の上田信和委員長、宮下修・竹内実両副委員長、林務委員会の志鷹新樹委員長、淺木学・中山慎仁両副委員長が参加したほか、竹田淳一常務理事が同行。
一方、農林水産部側からは須沼英俊部長、河村幹治次長、永森雅之参事や、担当の各課長が応対した。
上田、志鷹両委員長は、須沼部長にそれぞれ4項目からなる要望書を手交。要望事項の内容を説明した上で、格段の配慮を求めた。
両委員会共通の要望内容は次の通り。
(1)予算の確保と発注の平準化について
・継続的・計画的な予算の確保
・前年度発注による第1四半期の施工量の増大
(2)入札制度について
・地域インフラを支える企業に配慮した入札・契約制度の確立
・設計図書等に関する質問期間の確保と速やかな回答
(3)適正な予定価格の設定について
・施工実態を踏まえた積算
・最新の労務・資材単価による積算
(4)円滑な工事施工について
・地元協力体制の確保
・現場実態に応じた円滑な協議調整と設計変更