大阪府が売却する箕面森町第3区域のうち、9月の入札で落札したV―4、V―9、V―10街区の計10区画の契約者が決まった。落札金額の総額は約59億円。募集区画の中で最も面積が広いV―4街区11区画の約3万1000平方bは、大成化工(茨木市藤の里2ノ11ノ6)が17億8300万円で落札した。売買契約は完了している。
物件所在地は箕面市下止々呂美。引き渡しはV―9街区1区画とV―10街区1区画が2017年度末、このほかは18年度末を予定。立地施設は物流施設や製造加工施設、商業・業務施設などが見込まれる。
箕面森町第3区域は、企業用地として大阪府などが分譲する。新名神高速道路の(仮称)箕面インターチェンジに隣接し、大阪中心部に直結する交通アクセスの良さが売りの一つだ。
今回契約した区画のほか、先着順で募集している3区画や16年度以降に第U期の募集も予定している。大阪府では、これら第3区域の募集区画などを紹介する現地内覧会を11月25、26日に開催。20日まで大阪府ピピっとネットのホームページで申し込みを受け付けている(参加無料)。
提供:建通新聞社