中津市は4日、同市永添の市有地に、伸和・梶原JVが建設する、養護老人ホーム豊寿園新築工事の起工式をした。
現施設(永添)は、築後35年が経過し、老朽化やバリアフリーへの対応、施設の個室化などの整備をするため建て替えることになった。
建設地は、現施設から南に約1`の永添2606番地の旧武道場用地で、施設は、木造平屋建て(一部RC造・R造を含む)3682・21平方b。施設内には集会場や食堂、職員室、静養室、医務室などがあり定員は60人。完成は28年10月末の予定。事業費は約12億2040万円。
式では、新貝正勝市長がカマを、古江信一市議会議長がクワを、山本寛泰伸和建設且ミ長が、梶原剛滑′エ組社長を持ち手にクイを打ち込み、関係者が玉ぐしをささげ、工事の無事完成を祈願した。
新貝市長が「生きる喜びといたわりあふれれる福祉の郷を目指し、地域の交流の場として多くの方が活用できるよう、工事関係者皆様の優秀な技術と豊富な経験で、すばらしい施設の完成を期待する」とあいさつ。
山本社長が「安全第一に、瀬口建築設計事務所様のご指導をいただきながら、立派な建物が完成できるよう工事に取り組む」と決意を述べた。
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大分建設新聞社