日刊建設工業新聞
2015/11/09
【鳥取】米子市水道局/新局舎RC3階3308u、倉庫3棟 建築、機械、電気で来春4月に
米子市水道局は5日、第19回米子市水道事業審議会(住田篤美会長)を開き、現在進めている庁舎建設事業について、2016年4月にも建築主体、機械設備、電気設備に分けて工事発注予定であることを明らかにした。
審議会では平成26年度米子市水道事業会計決算状況について説明した。また現在工事中の配水池設置事業の進捗状況については、南部配水池は今年12月中に工事が完了。中央配水池は来年7月ごろに組み上げて完成させ電気、計装などを済ませ、10月ごろ試運転に入り、11月ごろ運用開始したい、との見通しを示した。
新庁舎については建築主体工事実施設計業務は白兎設計事務所米子事務所、建築設備工事実施設計業務はティビィエムがそれぞれ担当中。来年4月に工事発注、2017年5月工事完成予定であると説明した。
新庁舎の基本方針は地域密着型、防災拠点としての安全・安心、人と環境にやさしいというコンセプトにより車尾水源地南側の敷地に新庁舎の概要として鉄筋コンクリート造3階建て延べ面積3308平方b、エレベーター設置。1階営業課、給水維持課、食堂、宿直室、更衣室(男女)、休養室(男女)、印刷室、長期保管庫など。2階管理者室、応接室、総務課、計画課、施設課、長期保管庫、電気室、機械室、電算室、更衣室(男)など。3階大会議室、小会議室(3室)、長期保管庫、機械室など。屋上太陽光パネル設置。資材・倉庫棟(鉄骨造平屋建て延べ面積約644平方b)。車庫棟2棟(鉄骨造平屋建て延べ面積約392平方b)。
スケジュールは2016年3月に実施設計(建築主体が白兎設計事務所米子事務所、設備がティビィエム)を完了予定。同年4月に工事発注(建築主体、機械設備、電気設備)予定。施工監理業務(建築主体工事)発注。17年5月工事完成予定。同年解体工事。新庁舎建設にかかわる概算費用は総事業費16億5800万円。