十日町市の関口芳史市長は6日、北陸地方整備局に藤山秀章局長を訪ね、上越魚沼地域振興快速道路の整備促進および中心市街地活性化事業への予算配分に関する2項目を要望した。
要望を受けた藤山局長は「できる限りの支援をしたい」と前向きな姿勢を示した。関口市長は、「全体的に予算が厳しい状況であることを感じたが、市の地域づくりの取組みについて評価と理解をいただけたようだ。予算確保に期待して朗報を待ちたい」と語り、上沼道に関しては「八箇峠道路の一部供用は17年度でほぼ間違いない」と手応えを示した。
要望は次の通り。
▽上越魚沼道路地域振興快速道路の整備促進について
・上越魚沼地域振興快速道路全線の早期供用に向けた事業促進
・八箇峠道路のうち、八箇IC−野田間の供用開始と野川IC−余川IC間の計画およびスケジュールを示したうえでの事業促進
・十日町道路の国直轄による整備に向けた取組み
▽社会資本総合整備計画
・基幹事業である都市再生整備計画事業(都市リノベーション事業)とおかまち地区〈第2期〉に10億390万円
・効果促進事業に1億2400万円