全国情報ネットワーク：各地域で信頼される専門紙33紙で構成

　リニア中央新幹線の建設へ向けて鉄道建設・運輸施設整備支援機構の関東甲信工事局は、県内の地質調査２件（山梨２、山梨３）の指名競争入札を公示した。
　対象場所は、山梨２が甲府市、山梨３が甲府市および中央市。それぞれ構造物設計に必要な地質調査や地下水調査などを行う。内容は、「山梨２」が土質ボーリング９９０ｍやサンプリング66本、「山梨３」が土質ボーリング７６０ｍやサンプリング25本。そのほか土質試験一式、サウンディングおよび原位置試験一式、地下水調査一式。
　参加表明は11月18日まで受け付け、企業の実績や配置予定技術者の能力などを審査し、競争参加者を選定する。開札は12月18日。履行期間は18カ月間。
　県内のリニア地質調査では、「山梨１」（笛吹市・甲府市。土質ボーリング１０６５ｍ、サンプリング22本）でも指名競争を公示している。開札は12月４日。履行期間は18カ月間。
　さらに「山梨４」（中央市・南アルプス市。土質ボーリング９４０ｍ、サンプリング28本）、「山梨５」（南アルプス市、富士川町。土質ボーリング８８５ｍ、サンプリング18本）についても公募型競争入札の手続きを行っている。開札は２０１６年１月８日。履行期間は18カ月間。