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　岐阜県は10月28日、美濃加茂市内で不適正な状態にある産業廃棄物を撤去・処理し地域環境の改善に努めたとして、岐阜県産業環境保全協会（粥川長司理事長）に知事感謝状を手渡した。
　同協会は、廃業した解体業者の堆積した産業廃棄物を、ことし５〜６月にかけて地元自治体や住民と協力し撤去・処理した。長期間にわたり放置されていた木材やガラスなど約１万５０００立方�bの撤去作業を行い、トラック１４０台分を処分場に運んだ。
　本庁で行われた授与式には協会役員ら５人が出席、安福正寿環境生活部長が「地域環境の改善、公衆衛生の向上につながり感謝している」とあいさつし、知事感謝状を渡した。
　粥川理事長は「堆積場所が子どもたちの通学路に面しており、危険で不衛生だったため、地域住民からも感謝された。今後も地域貢献に努め、業界のイメージアップにもつなげたい」と話した。

提供：建通新聞社