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　郡山地方広域消防組合（管理者＝品川萬里郡山市長）は10月定例会で、田村消防署庁舎移転新築に係る事業費５５４７万７０００円の追加予算の計上を承認。今月中旬にも実施設計業務を入札する予定で、28年度の建設・完成を目指す。
　田村消防署は東日本大震災により被害を受け、消防署としても狭いことなどから、24年度から整備検討を進めてきた。現施設はＲＣ造一部２階建て延べ４６２・79平方�bの本庁舎と車庫・倉庫など３棟計１４９平方�bで構成しており、新施設は田村市船引町遠表地内の約８６００平方�bに、ＲＣ造一部２階建て延べ１５００〜２０００平方�b規模で整備を想定している。
　補正予算で実施設計と地質調査費など５５４７万７０００円を措置しており、今月中ごろにも実施設計の入札を実施し、年度内の設計完了を目指す。