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建設経済新聞社
2015/11/02

【京都】新庄交差点で道路改良事業 交差点西の樋口橋架け替え

 京都府は、国道429号の福知山市新庄で27年度から道路改良事業に着手。道路詳細設計等を行う業務をエイト日本技術開発で進めている。
 道路改良の対象区間は、国道429号と国道9号が交差する福知山市新庄の新庄交差点に位置。同交差点は鋭角な変則交差点のため渋滞が発生し通行の支障となっている。府は新庄交差点付近から西側の鴫谷川をまたぐ付近までの線形不良で歩道が無い区間の道路改良事業にとりかかる。
 現道拡幅・線形改良で渋滞を解消し片側歩道の整備で歩行者の安全確保を図る。鴫谷川を跨ぐ樋口橋(昭和48年3月架設)と樋口橋側道橋(昭和62年3月架設)は架け替える。
 鋭角な交差点の解消、右折レーン設置など交差点部分は近畿地方整備局が改良を行う。
 府は27年度に国道429号社会資本整備総合交付金事業を新規事業化した。事業費は約7億3000万円。事業延長は300m。幅員は6・5mから10・5m(車道3・25m×2、片側歩道2・5m、路肩0・75m×2)とする。事業期間は27〜33年度の7年間。
 中丹西土木事務所は、27年9月25日の入札で国道429号防災・安全交付金業務委託(中西27防災安全第429号の2の1)をエイト日本技術開発に委託した。業務内容は現地踏査330m、中心線測量330m、仮BM設置測量330m、縦断測量330m、横断測量330m、道路詳細設計(A)300m(250m+50m)。履行期間は120日間。今年度は詳細測量、詳細設計を進める。
 なお中丹西土木事務所は25年度に道路予備設計をエイト日本技術開発、現地測量等をオルサムで実施した。