トップページお知らせ >地方ニュース

お知らせ

地方ニュース

建通新聞社四国
2015/10/31

【高知】高知県土木部 下半期の発注見通し公表

 高知県土木部は10月28日、2015年度下半期の公共工事と委託業務の発注見通しを明らかにした。対象は1件の予定価格250万円以上の工事と同100万円以上の委託業務。工事では、全体の見込み件数574件に対し今回の公表件数は521件で公表率90・8%。工事費ベースでは、総額182億2089万円に対し公表工事費は172億2564万円で公表率94・5%となった。委託業務では159件、12億3495万円が公表対象となった。
 入札方式別では、工事が一般競争157件、指名競争363件、随意契約1件。委託が一般競争9件、指名競争146件、随意契約4件。
 発注機関別の一般競争入札件数は、安芸土木が49件、中央東土木が24件、高知土木が38件、中央西土木が17件、須崎土木が9件、幡多土木が20件。
 主な追加工事は、中央東土木発注の高知空港インター線道路改良(南国市物部)で舗装工1000平方b、棚野谷川通常砂防(大豊町棚野)で堰堤工、伊勢川川河川災害復旧(土佐町溜井ほか)で護岸工。高知土木発注の鏡川地震高潮対策(高知市唐人町)で堤防耐震補強延長180b、介良川地震高潮対策(高知市介良)で堤防耐震補強延長150b、高知港維持修繕(高知市仁井田)で泊地浚渫工4700立方b。中央西土木発注の伊野仁淀線防災・安全交付金(越知町桐見川)で道路改良延長80b。須崎土木発注の窪川船戸線防災・安全交付金(中土佐町大野見神母野)で切土工延長160b、同(中土佐町大野見寺野)で切土工延長100b。幡多土木発注の松田川地震高潮対策5件(宿毛市宿毛2件と坂ノ下3件)で耐震護岸工、国道321号防災・安全交付金(土佐清水市大津)で法枠工2000平方b、下田港線防災・安全交付金(四万十市鍋島)で橋梁上部工(単純合成鈑桁橋)延長33b、国道321号社会資本整備総合交付金(四万十市山路)で橋梁下部工など。このほか発注時期、工期、概要などが変更となった工事が多数ある。
 委託業務では、中央西土木の土砂災害防止法基礎調査(越知町ほか)が第4四半期に追加、高知土木の都市計画道路高知駅秦南町線防災・安全社会資本整備交付金橋梁詳細設計(高知市秦南町)が第3四半期に変更、安芸土木の魚梁瀬公園線(魚梁瀬大橋)防災・安全交付金橋梁補修設計は第4四半期に外注する。

提供:建通新聞社