日本工業経済新聞社(埼玉)
2015/11/02
【埼玉】県八潮新都市建設が現場見学受け入れ
県八潮新都市建設事務所が八潮南部西一体型特定土地区画整理事業地内で行っている宅地造成工事で、八潮市立潮止中学校の女子生徒3人と引率の先生2人の現場見学を受け入れた。見学を終えて3人は「数値を読み取ることは難しかったけど予習の甲斐もあって読み取ることができてうれしい」「ショベルカーに乗りたいと思っていたのでとても楽しかった」などとコメントしている。
現場見学は大辻卓慶潮止中学校長から要望があり、工事を担当する西山建設(西山昌男社長)の協力を受けて行われた。設置された側溝の高さを数値で計測したり、西山社長の補助でバックホウの運転席に座りバケットを上下させる操作を体験した。
西山建設の島崎誠現場代理人は「見学してくれた女子中学生が将来、技術者を目指してくれることに期待したい」。同事務所の今村真之技師は「今日のような現場見学会を通じて、地域交流を深めながら事業を進められることに身が引き締まる」と話した。