日本工業経済新聞社(山梨)
2015/10/30
【山梨】中心線測量や工事契約推進/リニア
JR東海は、リニア中央新幹線の進捗状況を、このほど公表した2017年3月期第2四半期決算短信で示した。山梨県を含む沿線6都県で、路線の中心位置を明らかにするための中心線測量の作業を進めるととに、補償の考え方などを説明する用地説明会を開催した。
さらに、長期間の工期が必要となる南アルプストンネル新設工事の一部(山梨県早川町)や品川駅新設工事の一部について工事契約を締結した。
今後も、工事の安全、環境の保全、地域との連携を重視して着実に事業に取り組んでいく。
山梨リニア実験線では、営業線仕様の車両と設備により2編成を交互に運用して長距離走行試験を実施している。