日華化学(本社・福井市文京4丁目、江守康昌代表取締役社長)は、イノベーション拠点を担う「新研究棟」建設を計画し、現在設計作業を進め、施工者は来春にも選定したい考えだ。完成は同社が創立75周年を迎える16年秋ごろを目指す。
社内チームで投資額やコンテンツなどを煮詰め、設計者とともに計画の具体化を急ぐもよう。
現在、新研究棟建設に関連して本社敷地内の総合研究所北館(RC造5階、建物面積約2000平方メートル、築47年、研究員数45人、帳簿価額3800万円)の解体工事に着手している。
なお同社は江守グループホールディングスから、化学品メーカーの設計・施工に強い江守エンジニアリングの全株式を取得し子会社化(15年5月29日株式譲渡契約締結)している。