日本工業経済新聞社(埼玉)
2015/10/28
【埼玉】坂戸市が18小中校舎対象に状況調査
坂戸市は小中学校18校の校舎を対象に建物状況を調査し、老朽化対策の優先度を決めるなど今後の対応方針を固める。平安設計埼玉支店が2016年2月25日納期で作業を進めており、報告を受けて市側で検討する。調査段階で緊急的に対応が必要となった場合、16年度にも補修設計などに取り組む見込み。
これまでに耐震補強は完了しており、個別対応で屋上防水やトイレ改修なども順次行っている。だが、老朽化の進展に伴い今後、補修などの需要の増加が見込まれることから、全体的な調査を行い状況を把握した上で、計画的な対応を図る考え。また、対象が校舎となっているが、体育館などの施設について調査、方針策定を実施するかは未定だという。