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建通新聞社(中部)
2015/10/27

【岐阜】恵那西工業団地開発 2016年度から進入路工事など

 恵那市土地開発公社が事業主体となって進める「恵那西工業団地開発」は、2016年度早期に恵那市が事業担当する進入路工事、同年度後半に公社が事業担当する造成工事が発注される見込みだ。発注業務は造成工事についても恵那市が担当する。用地費を含めた総事業費は進入路が約2億4000万円、造成が約17億4000万円。18年度内の事業完了を目指している。
 同開発は、リニア中央新幹線の岐阜県駅と車両整備基地が隣接する中津川市に整備されるため、その効果も見込み新たな企業誘致を行うために計画した。
 工業団地の開発地は恵那市武並町竹折、三郷町野井、長島町中野にまたがる農地24万平方b。造成面積は19万5000平方bで、幹線道路延長1・1`と、上水道、下水道(合併浄化槽による各企業処理)の整備を行う。分譲する平地面積は11万1000平方bで、3区画に分ける。
 また工業団地までの進入路は、長島町中野にあるまきがね公園入口付近から延長約1000b、幅員9・25bで整備する。
 関連する設計などは、開発地に関しての測量設計と開発認可申請書作成業務を大矢コンサルタント(恵那市)が16年12月15日の納期で進めている。進入路に関しては、測量・設計を国土防災技術岐阜営業所(恵那市)が12月25日の納期で進めている。

提供:建通新聞社