愛知県豊田加茂建設事務所は、緊急急傾斜地崩壊対策として「田代区域」を計画しており、2016年度の工事着手を目指す。15年度に施工予定箇所の借地手続きを行う予定で、用地調査を協同コンサルタント(名古屋市緑区)に委託、準備を進める。
計画によると、豊田市小原田代町地内で平畑土岐線沿いの斜面、延長約230bを対象に崩壊対策工事を進める。主要工法として、重力式擁壁工の採用するほか、状況に応じてアンカー付き場所打ち法枠工を施工する予定だ。
設計は石田技術コンサルタンツ(小牧市)が担当した。
同事業は、一般家屋5戸を保全対象として実施するもので今後、対象用地に対する借地手続きなどに向け地元説明を行う予定。整備は16年度から3年程度の見通しで、総事業費は約1億5000万円を見込む。
提供:建通新聞社" target="_blank">