日本工業経済新聞社(群馬)
2015/10/26
【群馬】県伊勢崎土木が前橋館林線で2工事を計画
県伊勢崎土木事務所は本年度、主要地方道前橋館林線で2件の工事を計画している。具体的には、一般県道境木島大間々線との交差点改良に先立つ側溝敷設工事と伊勢崎市民病院近くでの共同溝敷設工事をそれぞれ予定している。側溝の敷設は11月に指名競争入札で、共同溝は、11月早々にも条件付き一般競争入札でそれぞれ発注を予定している。
前橋館林線と境木島大間々線との交差点改良は、東西に走る前橋館林線でL230m、南北に通る境木島大間々線でL200mの計430mを計画。右折レーンを増設するほか、W2・5mの歩道を両側に整備する。改良後の幅員は前橋館林線が14・5m、境木島大間々線がW14mとなる。これから発注するのは、交差点部のうち用地買収が完了した区間L約300mで可変側溝を敷設する。
交差点改良は2013年度に事業着手し、14年度から用地買収を実施。本年度から先行して側溝の敷設工事を実施しており、すでに用地買収が完了した区間L約300mについては、岩瀬工務店が工事を進めている。事業期間は19年度までで、総事業費には5億円を試算している。
他方の共同溝敷設工事は、これまでに広瀬川を跨ぐ新開橋を起点に、西側L450m区間を1期工区として共同溝の工事を実施。1期工区の完了地点から西にL800m区間を2期工区として、両側の歩道へL計1600mの本管を敷設する。本年度は、東側からL約300mで共同溝の敷設を計画。11月早々にも一般競争入札を公告する。
共同溝には電力のほか、通信や道路管理者、警察用など複数の線を引き込む。
周辺には伊勢崎市民病院があるほか、市立宮郷第二小学校などが立地しており、2期工区の以西では駒形バイパスと接続している。