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日本工業経済新聞社(山梨)
2015/10/26

【山梨】大月短大 本館建設費を要望へ

  大月市立大月短期大学事務局は、市の来年度当初予算案へ本館建設工事費を要望している。予算が確保できれば、6月議会前までに施工業者を決めたい考えだ。
 高校棟の解体後に建設する本館(講義棟)は「W造2階建て」を検討。普通教室と階段教室、図書館、交流の場所を備える。太陽光パネルの設置予定はないが、地熱利用を考えており、冷暖房に使用するほか、市議会からの要望もあり、市あるいは県産材を多く活用する。
 短期大学の新校舎は、大学構内の「高校棟と本館」を解体し、岩殿ホールに大学事務所を移し、建設を計画する。
 高校棟の解体後は、本館を建設しながら、図書館、岩殿ホールを順次解体する。グラウンド内に仮設校舎を整備することも検討していたが、経費などの問題から設置しない。
 実施設計は、綜合建築設計事務所(甲府市)、地質調査は萩原ボーリング(同)へ委託した。
 本年度当初予算には、管理棟と高校棟解体工事費として1億5722万5000円を予算化。現在、同工事の一般競争入札公告をしている(入開札11月6日)。工期は来年5月末頃まで。
 入札参加資格は、同市内に本店を有する自主結成の2者JV。経審土木の総合評点が「820点以上」(とび・土工・コンクリートの経審を受けている)の者と、同とび・土工・コンクリートの評点が「500点以上」の者とした。