黒部市「道の駅」検討委員会の初会合が23日、市役所会議室で開かれた。整備に向けて施設内容や運営方法などについて協議していく。年度内に会合を3回程度開き、基本計画に反映させる。
市側が示した基本方針案では、候補地が国道8号入善黒部バイパス沿いにある市総合公園の南側隣接地。市体育センターや市美術館もあり、これら既存施設を活かしながら、駐車場・トイレや公園・休憩施設、電話・通信・電力供給施設、飲食・地元産品販売施設のほか、体験型施設や防災機能を持たせた道の駅とする。16年度に基本設計、17年度に実施設計に入り、17年度末から造成等基盤、19年度末から地域振興施設に工事着手し、21年度のオープンを目指すとした。
検討委員会は学識経験者や各団体代表者、国、県ら12人で構成。委員長に長尾治明富山国際大学現代社会学部教授、副委員長には中谷延之副市長が就いた。初会合では、委員に委嘱状が交付された後、協議が非公開で行われた。
基本計画策定業務は国土開発センターが担当。