半世紀の節目祝う/県板金工業組合が記念式典 佐賀県板金工業組合(中島要造理事長)は16日、嬉野市の和多屋別荘で創立50周年記念式典を開催した。組合員や全日本板金工業組合連合会の石本惣治理事長、福岡資麿内閣府副大臣ら多くの来賓など約120人が出席し、半世紀の節目を祝った。
金谷役雄副理事長の開会の辞に続き挨拶に立った中島要造理事長は、創立から50年の歩みを振り返り「組合員の高齢化、後継者の育成など課題はあるが、創立50周年を節目として組合員一丸となって、これまで以上に英知を結集し時代の変化に対応した組合運営を推進していく。今後も関係各位のご支援、ご協力をお願いしたい」と挨拶。
続いて、購買事業など組合発展に尽力した会員や協力商社を表彰。受賞者を代表し倉田敏彦氏が「これからも研さんを重ね、業界の発展のため力を尽くしていきたい」と謝辞を述べた。
来賓挨拶では、全日本板金工業組合連合会の石本惣治理事長が「佐賀県板金工業組合は、発足以来、資材の共同購入と販売事業を今日まで続けられている。共同購買事業を続けているのは、全国で青森県と佐賀県の組合のみとなっており、他の組合の模範となるもので、歴代役員や組合員の熱意と努力のたまものと深く敬意を表したい。創立50周年を機に一体となってますますご発展、ご活躍されることを祈念している」と祝辞を送った。
このあと、副島良彦佐賀県副知事、福岡資麿内閣府副大臣、同組合顧問の留守茂幸佐賀県議会議員、谷口太一郎嬉野市長、藤田清九州板金工業組合協議会会長がそれぞれ、お祝いの言葉を述べた。最後は、川副憲一専務理事の万歳三唱で締めくくった。
受賞者は次の通り(敬称略)。
【50周年記念購買事業協力者】
▽倉田敏彦▽片渕勲▽八次秀▽若松潤二▽池田博司
【50周年記念協力商社】
▽安田金属梶、鞄n辺藤吉本店▽鰍xKイノアス▽竃田清商店▽ビルトマテリアル