トップページお知らせ >地方ニュース

お知らせ

地方ニュース

秋田建設工業新聞社
2015/10/22

【秋田】秋田エプソン(株)新工場・建築は大木建設

 セイコーエプソン株式会社(長野県諏訪市大和三丁目3の5、碓井稔代表取締役社長)グループ会社の秋田エプソン株式会社(湯沢市岩崎字壇ノ上1、三井隆代表取締役社長)は、プリンターヘッドの生産拡大に向けた新工場を大木建設の設計施工で建設する。投資額は約34億円。給排水衛生空調設備は第一設備工業、電気設備はユアテックが受注。来月から着工し、来年10月の工期で整備する。
 計画は、新興国などで大容量インクタンクを搭載したインクジェットプリンターの需要が高まっていることから、プリンターヘッドの生産能力を増強するもので、将来的には現在の約3倍に向上させる。新規雇用は30人以上で、本格稼動は来年11月を予定している。
 7号棟として建設される新工場は、秋田エプソン敷地(65,435.49u)に鉄骨造3階建て、延べ床面積10,528u規模で整備。インクジェットプリンター用ヘッドの製造と組み立てを行う。
 21日には湯沢市にある秋田エプソンで安全祈願祭が行われ、齊藤光喜湯沢市長やセイコーエプソン、秋田エプソン、施工者など関係者約60名が出席、鍬入之儀や玉串奉奠などを執り行った。
 祈願祭終了後のあいさつで秋田エプソンの三井隆社長は「新工場の大部分を最新のクリーンルーム仕様にする予定で、完成後は私たちの創意工夫を盛り込んだ『夢工場』を実現し、グループのものづくりを牽引するトップクラスの工場を目指す」と述べた。また、湯沢市の齊藤市長は「地域経済に大きな力を与えてくれると期待している」とあいさつした。

提供:秋田建設工業新聞社