日本工業経済新聞社(群馬)
2015/10/21
【群馬】群建協が建設工事必携の改定説明会
群馬県建設業協会は20日、『2015年度群馬県建設工事必携の改定に関する説明会』を群馬県建設産業団体連合会と合同で開催した。会場となった前橋市内の群馬建設会館には午前と午後を合わせて約540人が集まり、5年ぶりとなった改定の要点について、県建設企画課と県契約検査課の職員から説明を受けた。
冒頭、同協会の田村孝夫専務理事が登壇し「必携の改定は、品質の維持向上はもちろん、担い手不足解消につながる生産性の向上に向けたものと思っている」と期待した。
今回の主な変更点は、コンクリート品質管理における試験基準、コンクリート圧縮強度試験に伴う第三者機関の活用回数、JISマーク表示製品の取り扱い―の3点。国土交通省共通仕様書に準じた形となっている。担当者からそれぞれのポイントについて、解説が行われた。また、工事書類の簡素化を図るため、提出物に関するルールも説明された。