役場庁舎の建て替えを計画する井手町はこのほど、移転先等を検討する新庁舎建設検討会議を設置した。27年度内に3回の会議開催を予定している。
会議は、学識経験者や各種団体の代表者、公募による住民など11人で構成する。このほど、町内在住の満18歳以上を対象に2人を公募するため募集を開始した。応募の締め切りは11月10日まで。
井手町井手の現庁舎(昭和43年竣工)は建設から47年が経過。規模はRC造3階建、延2500u。17年度に耐震補強を実施したが、木津川が氾濫した場合、浸水の可能性があるため、防災拠点機能の充実・強化を図るとともに、老朽化対策などの観点から庁舎の移転新築を決めた。
同町では、25年度に庁舎等整備基金条例を制定。25年度に3億円、26年度に8億円、27年度で2億円を積み立て現在13億円の基金を確保している。