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鹿児島建設新聞
2015/10/21

【鹿児島】6月末メガソーラー認定・運転開始

  本県における5月末時点でメガソーラー認定件数は、前月比4件増の671件となった。そのうち、運転開始件数は21・9%を占める147件。出力は15・2%の31万7304kw。5月末時点と比べると、運転開始件数は5件、運転開始出力が6384kw増加するなど、着実に整備が進んでいる。経済産業省九州経済産業局が2012年7月開始からの再生可能エネルギー固定価格買取制度(FIT)をまとめたことで分かった。 
 市町村別で、運転開始出力をみると、鹿児島市が14・4万kwで最多、続いて鹿屋市9・6万kw、霧島市8・6万kw、薩摩川内市8・2万kw、南九州市4・5万kw、枕崎市3・8万kw、曽於市3・8万kwと続く。 
 設備規模別で10kw未満は、家庭用が寄与して鹿児島市1・8万kwと県内で最多。中規模の10kw以上1MW未満の範囲では、鹿屋市5万kw、鹿児島市4・1万kw、霧島市3・6万kw。大規模の1MW以上が鹿児島市8・5万kw、鹿屋市4・1万kw、霧島市3万kwとなる。 
 今後、大規模プロジェクトとして、伸和工業鰍ェ霧島市牧園町で17・25MWの太陽光発電所新設を計画。林地開発の手続きが進む。 
 FIT認定件数は、太陽光全体で5万7534件(416万9170kw)のうち運転開始しているのは、2万2618件(83万7622kw)。 
 このほかの発電設備の認定状況は、風力44件(5万2003kw)、中小水力10件(8648kw)、地熱5件(5906kw)、バイオマスが6件(8万1870kw)。 
 運転開始状況では、風力6件(3万7602kw)、中小水力4件(2660kw)、地熱1件(1410kw)、バイオマス1件(5750kw)で発電を開始している。