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大分建設新聞社
2015/10/21

【大分】3.5億で庁舎改築へ、老朽化の蒲江振興局 

 佐伯市は、築後60年近くが経って老朽化した蒲江振興局庁舎を、国道388号沿いの消防署蒲江分署に隣接した市有地に移転改築する。さきに実施設計を許L和建築設計事務所(大分市、三原眞二代表)に委託した。期限は28年3月18日。28年度から2ヵ年計画で建設する。
 建築概要は、敷地面積2416平方b(市有地1830・23平方b+国交省所有の道路敷585・77平方b)にRC造2階建て延べ1100〜1200平方bの建屋。1階に事務室・カウンター、エントランスホール、来客スペース、防災倉庫、物品倉庫、会議室、備品倉庫、更衣室など。2階に会議室2室、市民ホール、水道監視システム室など。
 共用スペースは、通路、階段、エレベーター、屋外階段など。屋外施設は、非常用発電機、太陽光発電施設、駐輪場など。また、駐車場舗装設計と排水処理計画では、国交省所有地を含むとしている。資材選定では、佐伯産材の積極的な活用を課している。
 総事業費は約3億5000万円。工期は約10ヵ月を見込んでいる。28年度の事業予算を計上するため、11月15日までに概算工事費を算出するよう求めている。

提供:大分建設新聞社