トップページお知らせ >地方ニュース

お知らせ

地方ニュース

北陸工業新聞社
2015/10/20

【石川】県土木部所長会議/新幹線効果、防災に万全を/常田部長が幹部へ訓示

 石川県土木部の15年度第2回の所長会議が19日、県庁内で開かれ、常田功二部長が部幹部や土木事務所長、本庁各課長らに向けて訓示した。
 この中で部長は、今年3月14日の北陸新幹線金沢開業により、兼六園や金沢城公園の入園者数が2〜3倍となったことや、のと里山海道の無料化や能越自動車七尾氷見道路の開通、和倉温泉、輪島朝市通り、山中温泉における街路事業、木場潟公園の整備などを通じて加賀、能登においても首都圏からの来県者が増加していることに触れ、「来年度の予算編成がこれから本格化するが、新幹線の開業効果をどう維持していくかが要となる。各土木事務所においては所管事業を通じて来県者を増やすアイデアを提案して欲しい」とした。
 また、今年9月に鬼怒川の堤防が決壊するなど北関東や南東北地方に甚大な被害を及ぼした集中豪雨に言及し、「豪雨を受けて堤防点検を進めてきたが、本県の安全安心、防災のあるべき姿を探るには現場の土木事務所のニーズをくみあげることが大事だ。ゆるまずに職務にあたるように」と呼びかけた。

hokuriku