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建通新聞社(中部)
2015/10/20

【愛知】豊田市 豊田北バイパス関連市道整備へ

 豊田市は、国が建設を進めている「豊田北バイパス」に伴い、計画ルート上で関連する市道26路線の整備に乗り出す。このうち、第1工区の関連整備として、新設を計画している「高原若草3号線」の調整池建設などを11月にも発注する。また、2016年度以降に整備する予定の「名鉄豊田新線側道3号線」など2路線の詳細設計を不地弘測量設計(豊田市)に委託した。
 高原若草3号線は、高原町地内の「高原梅坪1号線」と若草町地内の「浄水駅中央通り線」を結ぶ延長約420bの新設道路で、幅員約7bの2車線で計画している。15年度事業では高原町地内に面積600平方b程度でコンクリート護岸のオープン調整池を建設するほか、高原梅坪1号線との交点から延長約100bの道路整備を予定している。
 同路線の整備には3年程度を見込む。調整池の設計は富士エンジニアリング豊田事務所(豊田市)、道路設計は復建技術コンサルタント名古屋営業所(名古屋市中区)が担当した。
 一方、今回委託した詳細設計では、名鉄豊田新線側道3号線(延長約400b)と四郷西山1号線(延長約350b)の2路線を対象に設計と用地調査を行う。
 同事業は、豊田北バイパス(第1・2工区)の建設により分断される市道の機能回復を目的に、関連する市道整備を行う。このうち、第1工区では20路線を予定しており、バイパスへのアンダーパスや上部橋梁架設、既設市道の拡幅や新設を計画している。
 市では今後、バイパス工事との整合を図りながら、進捗に合わせて順次整備を進める方針だ。

提供:建通新聞社" target="_blank">