津市は、「津市久居ホール」(仮称)の建設工事に向けた設計業務の公募型プロポーザルを16日に公告した。参加申込書類の提出を28日まで受け付ける。
参加資格としては、単独または共同企業体(2者または3者)での構成としており、単独の場合は1995年以降に竣工した劇場・ホール施設(複合施設を含む)で、1ホール当たり500席以上または延べ面積5000平方b以上のものの建築設計に係る実績を有すること―などとしている。委託予算額は1億6257万1000円(税込み)。委託期間は2017年2月28日まで。
選考スケジュールは、16〜28日に参加申込書類の受け付け、11月2〜16日に技術提案書類の受け付け、11月26日に第1次審査(書類審査)、12月13日に第2次審査(ヒアリング審査)、12月24日に契約締結予定としている。
設計委託後は、16年3月末日までに基本設計、17年2月28日までに実施設計をまとめ、17年7月からの工事着工を見込んでいる。完成は18年12月を目指す。総工費は、外構や駐車場の整備費などを含めて約40億円を見込んでいる。
施設は、鉄筋コンクリート+鉄骨造などの複合構造で、規模は約7000平方b以内としている。内部は、ホール、スタジオ、練習室、ギャラリー、体験交流室、創造工房、市民活動室などで構成し、その他に交流広場などを設ける計画。建設地は久居東鷹跡町地内で、解体が予定されている久居総合庁舎の跡地としている。敷地面積は1万1688平方b。
必要書類の提出・問い合わせ先はスポーツ文化振興部文化振興課、電話059(229)3250。
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建通新聞社