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　一般社団法人新潟県商工会議所連合会の福田勝之会頭らは１６日、県庁に泉田裕彦知事を訪ね、社会資本整備など１０項目に及ぶ１６年度の県産業振興施策に対する要望書を手渡した。
　訪問したのは福田会頭のほか、長岡および三条、燕、村上、新井、上越、柏崎、新津、糸魚川、十日町、加茂の１１商工会議所の会頭。
　要望によると、地域における提言や各種イベントの実施主体となるなど地域振興の中核的役割を担っていると強調。一方で、近年は会員数の減少等で会費等の自主財源が減少してきていることから、財政状況が悪化していると説明。福田会頭は「地域を支える中小企業のさまざまな観点から、来年度予算に反映していただきたい」と期待を込めた。これに対し、泉田知事は「要望を踏まえ、しっかり対応していく」と応えた。
　要望は次の通り。
　▽中小企業金融対策の継続▽商工会議所・中小企業相談所の維持・強化に対する支援▽中小企業に対する支援施策の拡充・強化▽地域産業の育成・振興施策の拡充▽中小企業の人材確保・育成支援の拡充▽大規模集客施設の撤退時における対応および地域貢献▽エネルギーの安定確保▽産業の発展を支える社会資本整備等▽上越新幹線・北陸新幹線の有効活用に向けた取組み等▽観光振興の取組み強化｜。