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北陸工業新聞社
2015/10/17

【石川】158機関・社で271技術展示/けんせつフェア北陸in金沢始まる/51団体・企業がプレゼン

 産・学・官の優れた建設技術を一堂に集め建設技術者の技術の研鑽・高揚並びに技術情報の交流の場となる「けんせつフェア北陸in金沢2015〜次世代へ伝える建設技術」が16、17日の2日間の日程で、金沢市袋畠町の石川県産業展示館4号館で始まった。
 建設技術の一層の高度化、広範囲な技術開発の促進を図り、新技術・新工法の積極的な活用促進、建設技術を活かした地域づくりや担い手確保につながる広報を目的として実施するもので、1993年から2年に1回の隔年で開催し、今年で12回目となる。
 今回は『次世代へ伝える建設技術』をキャッチフレーズに、「安全・安心」「自然・文化」「連携・活力」の3分野に基づく新技術(有用な技術含む)・新工法を出展テーマとして、民間企業の新技術(有用な技術含む)・新工法の紹介展示、民間企業の建設機械などの展示、官公庁の事業紹介、学校(大学など)研究機関の新技術・新工法・防災などの紹介展示する。出展者数は158機関・社で271技術の展示、51団体・企業のプレゼンテーションがある。会場では工業系の女子高校生も多く参加した「けんせつ小町座談会」なども行われた。
 主催は北陸地方建設事業推進協議会(北陸地方整備局や新潟、富山、石川の3県、建設関連団体で組織)が主体となる同フェア実行委員会(事務局‥北陸地方整備局北陸技術事務所内)。
 オープニングセレモニーでは実行委員長である小口浩北陸地方整備局企画部長が開会宣言。協議会会長を務める藤山秀章北陸地方整備局長が「鬼怒川の破堤災害では管内から13台の排水ポンプ車が出動し、100人を超える職員や民間の建設業者が排水作業に取り組んだ。排水ポンプ車の性能も格段に向上している。IT技術の活用などでさらにまちづくり、生活を支える技術を磨いていきたい」とあいさつした。その後、関係者代表によるテープカットで開会を祝った。
 実行委では、2日間で約5000人の来場者を見込んでいる。
hokuriku