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　鳥取市河原町布袋の布袋工業団地に進出するみそ、豆乳などを製造するマルサンアイ（本社・愛知県岡崎市、伊藤明徳代表取締役社長）の鳥取工場建設工事は、キリン（ビール）グループのキリンエンジニアリング（本社：横浜市）の設計・施工に決まっていることが本紙の独自調査で明らかとなった。
　同社では鳥取市への進出にあたって、完全子会社の現地法人マルサンアイ鳥取（仮称）（兼子明代表取締役社長）を２０１６年1月に設立（予定）。当初計画では、鳥取市土地開発公社が拡張する同団地のうち、約２万７１００平方�bの敷地に鉄骨造一部２階建て延べ面積約４０００坪（倉庫などを含めて１万３０００平方�bあまり）の鳥取工場を建設する。造成工事は11月にも着手し、16年３月には完成する予定であり、建築工事は順調にいけば５月にも着手する見通しだ。同社の主力商品である１�gサイズの豆乳、飲料などを製造する鳥取工場は、17年10月の操業を予定しており、総投資額は約60億円を見込んでいる。設計・施工者に決まっているキリンエンジニアリングは、キリンビールの完全子会社で食品・医薬品プラントの建設を専門とするプラントエンジニアリング。