中部ガス不動産(豊橋市)らで構成する豊橋駅前大通二丁目地区再開発準備組合は、再開発の事業協力者を選定するため公募型プロポーザルを実施した結果、鹿島に決定した。支援期間は2016年3月末日まで。同社は、基本設計や事業計画策定などで技術的支援を行う。
技術的支援の内容は、基本設計策定の中で高騰する建設費を抑え、施設計画や施工方法などについて助言し、再開発事業推進の円滑化を図る。同組合によると、支援期間は1年間延長する可能性もある。
同地区の再開発は、既存の名豊ビルなどを撤去し、東棟・西棟で構成する再開発ビルを新築する計画。東棟は地下1階地上22階建て延べ約3万6300平方b、西棟は20階建て延べ約1万4800平方b。東西を3層程度で結ぶ「まちなか広場」は面積約2200平方b。16年度内に実施設計をまとめ、17〜19年度で東棟、20〜22年度で西棟を新築する予定だ。
実施設計者の募集については、今のところ未定。施工者は17年の夏までに選定し、23年度の全面供用開始を目指す。
提供:建通新聞社" target="_blank">