福井市は、加茂河原ポンプ場の全面更新に合わせて計画する明里、加茂河原両バイパス管の整備で、初弾工として、まずは明里側の工事を発注する方針だ。
第1弾ではバイパス管本体と枝線を合わせ約440メートルを施工(うち本体約300メートル)。本体、枝線とも推進工法で、口径は1650ミリ。16年1月の入・開札を目標に、条件付き一般競争で公告へと運ぶ予定としている。
全体計画によるとバイパス管の延長は、明里が約940メートル、加茂河原が約210メートル。ともに工法は推進とし、口径に関しては800〜1800ミリを見込む。
市ではポンプ場の改築に先行してバイパス管を整備し、現ポンプ場と接続することで、新ポンプ場の完成を待つことなく、早期に整備効果を発現させたい意向だ。
詳細設計は、ニュージェック(福井事務所)が担当。